喜多方市の中心部を南北に流れる「田付川」の東側に位置する小田付地区は、喜多方市の中心市街地として、西側に位置する小荒井地区と共に栄えてきました。
 天正10年(1582)町割りが行われ、領主の統制のもと流通を促すため定期市が近村から移されました。小田付地区(小田付村)は定期市で賑わい、豊富な伏流水と土蔵の保存性の高さを利用した酒・味噌・醤油の醸造業が発展しました。こうした定期市の開催と生業の発展が在郷町としての発展形成を促し、現在でも近世末期の短冊状の地割の上に多様な土蔵が並ぶ特徴的な歴史的風致を形成していることから、重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。

「會陽館(東町蔵屋敷)」小田付観光案内所

おたづき蔵通り

小田付の郷頭だった五十嵐家の屋敷跡。戦前戦後にかけて生糸を生産していた会陽製糸の創業家でもあります。喜多方市が譲り受けて改修し、観光案内所や集会所・イベント蔵として使われています。
10:00~15:00は、観光ボランティアが滞在し小田付や町なかの見どころを案内しています。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため閉館中です。

蔵屋敷あづまさ

おたづき蔵通り

かつて福島県一の米穀商であった松崎家の蔵屋敷を観光施設として改装。昔の看板や道具が展示され、漆器や会津木綿も販売しています。メニューの日本蕎麦は地元で好評。表から入って中を通り抜けさせていただくと、裏通り(かつての表通りだった)路地に出られます。
現在コロナウイルスの感染拡大防止のため営業時間の変更があります。状況は店舗へご確認ください。
0241-24-5000

食堂&バル新金忠・明治蔵

おたづき蔵通り

画像一番手前の「食堂&バル新金忠」は江戸末期建造の店蔵、二階は漆塗りの「舟底天井」が見ものです。右隣が明治、左側(奥まっているので画像では見えません)の座敷蔵は大正時代の建造。明治の蔵を除く二棟は国登録有形文化財です。
0241-23-5595
火・水定休 現在は11:30~15:00 営業

馬車の駅・地酒蔵

おたづき蔵通り

画像一番右の「馬車の駅」は元は香久山酒造の分家の造り酒屋で、画面の裏にある駐車場のところに蔵が建っていました。画像左隣は大森家(非公開)です。店蔵の裏には大正時代建造の二階建ての蔵があります。二階建てとしては高さがあり、両方の階に床の間付きの立派な座敷が作られているそうです。馬車の駅駐車場からその外観を見ることができます。

小原酒造 くらしっく

おたづき蔵通り

享保2年(1717年)創業の老舗。醪にモーツアルトを聞かせて醸造する蔵粋(くらしっく)で有名。レンガ造りの麴室(こうじむろ)と最新鋭のコンピューター制御発酵タンクもあるユニークな蔵です。道路向かい側にも蔵があります。
コロナウイルスの感染拡大防止のため営業時間を短縮しています。
10:00~15:00 0241-22-0074 お問い合わせください。

近くには煉瓦造りの外観が美しい(株)大善の蔵があります、信号のある交差点から外観のみご覧いただけます。