別府の一里塚

別府の一里塚

一里塚とは、主要街道に1里(約3.9㎞)ごとに築かれた塚のことを指し、往来する人々の道しるべとして機能していた。塚には樹木が植えられることが多い。
別府の一里塚は会津五街道の一つである米沢街道(県道332号熊倉塩川線)の通る塩川町大在家に位置し、2つの塚が道の両側に現存している。それぞれの規模は、西側の塚は底径11.8m(南北)、高さ2.8m、東側の塚は底径14.1m(東西)、高さ2.7mである。西側は塚の中腹にサクラがあり、良好な保存状態である。東側は頂上に石祠、中腹にサクラ・クヌギがあるが、形に若干の崩れがある。
一里塚は道路整備等で撤去される例が多く、2つの塚が現存していることは貴重である。
・別府の一里塚(県指定史跡)

スポット基本情報

お問い合わせ先
喜多方市文化課
開催場所
〒 969-3532 福島県喜多方市塩川町小府根字五百刈1893ほか
電話番号
0241-24-5323