会津新宮城跡

会津新宮城跡

会津新宮城跡は会津盆地の北西部に位置しており、付近には長床で知られる新宮熊野神社がある。南北朝時代から室町時代にかけて耶麻郡新宮荘を支配した新宮氏の城館跡であり、会津領有を命じられた佐原十郎義連の孫である新宮六郎左衛門時連が築いたと伝えられる。
城跡は、周囲に幅15~20mの内堀と東西100~130mの方形に巡らせた土塁、南北120~130mの主郭と、その外側を天然の谷を利用した外堀で広く囲む外郭からなり、全体で東西480m、南北約440mの規模を誇る。
建物の礎石や方形木組遺構、中国・朝鮮産の磁器類などが出土しており、当期の有力武士の実態を知る上で重要な遺跡である。
・会津新宮城跡(国指定史跡)

スポット基本情報

お問い合わせ先
喜多方市文化課
開催場所
〒 966-0923 福島県喜多方市慶徳町新宮字舘内ほか
電話番号
0241-24-5323

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