青山城跡

青山城跡

上三宮集落西側の南北に延びる丘陵の南端部に位置する城跡で、鎌倉幕府の御家人であった三浦盛時、あるいはその子孫が築城したものと伝えられている。盛時はこの付近一帯の加納荘を領有していたことが史料から分かっている。
城は東西2つの城郭によって形成されていたと言われているが、現存するのは西側のみである。現状での規模は東西約170m、南北約300mで、土塁を設け、堀に囲まれた平場を居住空間として利用していたことが分かる。現在丘陵の頂には山王神社があるが、周囲を土塁が巡ることから、物見台や矢倉台が設置されていたと推測される。
・青山城跡(市指定史跡)

スポット基本情報

お問い合わせ先
喜多方市文化課
開催場所
〒 966-0931 福島県喜多方市上三宮町上三宮字山王下ほか
電話番号
0241-24-5323